サイトの規模が大きくなればなるほど、あれ?このページってどのphpファイルで表示されてるんだ?とか、このページで読み込んでるphpってこれじゃなかったっけ?と迷うことが出てきます。
特にWordPress触りたてだと特有の決まり事なんかが分からずに迷う部分もあるかと思います。
仕様書まとめとけよと言われればそれまでなんですが、前任者から引継ぎができないままWordPressで作成したサイトを任されることも0ではありません。
ある程度WordPressの作りとして記事ページはsingle.phpが使われている、とかアーカイブだからarchive.php、等と分かる部分や、ソースを追っかけて調べることもできますがそれも少し面倒くさい。
そんな時に、『表示されているページの呼び出しに使われているphpファイル』が簡単にわかるプラグインがありますので紹介します。
これでもう煩雑なphpファイルに迷う事もありません。
What The File
その名も「What The File」というプラグインです。
上記の通り、ページを構成しているphpファイルを一覧として表示してくれる優れもので「記事の表示にはsingle.phpが、ヘッダーはheader.phpをフッターにはfooter.php、サイドバーはsidebar.phpを読み込んでいる」といったように、簡単にページの構成が分かるようになります。
稀に見かけるheader-1.php、header-2.php、header-3.phpとかの適当な名前付けがされたファイルもこれでもう怖くないです。
(ファイル名は誰が見ても分かりやすいものにしましょう。切実な問題です。)
インストール方法
ダッシュボードの「プラグイン」⇒「新規追加」で『What The File』を調べます。
すると
このようなプラグインがヒットすると思いますので今すぐインストール→有効化
これで準備は完了です。
\プラグインのインストール方法をもう少し詳しく見たい方はこちら/
使い方
プラグインを有効化してページを確認すると、
こんにちは、〇〇さんと表示されている左側にWhat The Fileの文字とロゴが表示されるようになるかと思います。
もしWordPressツールバー(管理バー)を非表示にしている場合は一時的に表示させてください。
ツールバーの表示、非表示に関してはこちらから
あとはWhat The Fileと書かれている箇所にマウスを載せると、プルダウンメニューで今使われているphpが一覧表示されます。
このように、ページの表示に使われているphpファイルとページで読み込まれているphpファイルが一覧で見えるようになります。
使いかたも簡単で凄く便利!
まとめ
What The Fileの使いかたをまとめました。
まとめるというほどのものでもないですが…
最近変更する機会があったサイトがすごく複雑で、どのパーツをどう読み込ませているのか理解するのに結構時間がかかったので何かいい方法はないかと調べていたらこのプラグインにたどり着きました。
更新したいのにどのphpを触ったらいいのか悩んでいる、という方は是非導入してみてください。