jetpackのアクセス解析データの見かたを解説!

jetpackのアクセス解析データの見かたを解説!

ブログを続けていくと気になってくるのがサイトがどれぐらい人に見られているか、ですよね。
高機能で有名なプラグイン「Jetpack」でも簡単なアクセス解析が可能ですので、この記事ではJetpackのアクセス解析データの見方を解説していきます。

Googleアナリティクスの用に様々なデータが見れるというわけではないので、あくまで初心者向けとなります。
ただどれぐらい人が来ているのかな?どの記事が人気なのかな?といった内容を確認する事はできますので各データを確認してサイト更新の参考にしてみてください。

サイト統計情報

各データは管理画面メニューの「Jetpack」⇒「サイト統計情報」に一覧でまとめてあります。ここで見ることのできる情報を各項目に分けて解説していきます。

アクセス

Jetpackでは、サイトのPV数(サイトが表示された数字)のみが分かる仕様となっており、図のようにグラフでPV数の統計を確認する事が可能です。

各グラフにマウスを乗せると
・年月日
・曜日
・PV数
・投稿した記事

といったデータが吹き出しで表示されます。

グラフは左上の「日」「週」「月」で切り替えることができ、日ごと、週ごとといった形で確認する事も可能です。
また、左上にある概要をクリックすると

このように表でデータを確認する事も可能です。
PVが一番多い箇所が黄緑で色付けされており、また先週対比でPVの増減率も確認することが可能です。

あくまでPVを確認することができるだけで、UU(ユニークユーザー)数やページ/セッション数(1人が何ページ見たか)といったデータは確認できませんので、もし細かなデータを確認したいという場合はGoogleアナリティクスやその他のプラグインを入れる必要があります。

人気の投稿とページ

当日、前日のアクセスが多かったページが上位順に表示されます。
各記事タイトルの横にある棒グラフのアイコンをクリックすると

このように記事毎のアクセスの推移を確認する事も可能です。
記事のアクセスが急に落ちていないか、リライトした後にアクセスが伸びたかといった内容がグラフで確認できると共に、PVの表と同じように数値で各日、週ごとのアクセス状況を確認する事が可能です。

リファラ

リファラはサイトにアクセスしてきた人がどこから(どのサイトから)来たのかを表しています。
サイト統計情報のダッシュボード上では当日と昨日のデータのみが表示されていますが、概要を押すことで

・7日間
・30日
・四半期
・年
・全期間

という形でデータを確認する事も可能です。

主にGoogleがアクセス元になる可能性が多くなると思いますが、各SNSであったりニュースサイトで記事が取り上げられたりした場合は変動がみられます。

検索キーワード

サイトを訪れた人がどのようなキーワードで検索したのかが確認できます。
ただ、セキュリティの都合上検索キーワードは取得できないことが大半で、多くが「不明な検索キーワード」になってしまっているかと思います。

その他のプラグインでもこの項目に関しては似たり寄ったりで取得できないことが殆どですので、検索キーワードを知りたい場合はGoogleのサーチコンソールを使うなどで対応をする必要があります。

なお、検索キーワードも概要を押すと期間別にデータを見る事は可能です。

クリック数

自身のサイトから外部サイトへのリンクがクリックされた数と遷移先のURLが表示されます。

GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトといった形で広告収入を狙っている場合や、ブログで集客して特定のサイトへ遷移させることを目的としている場合は、導線が上手く動いているかの参考にすることができます。

購読

Jetpackには購読設定といって、記事更新をした時にアドレスを登録してくれているユーザーに対して更新通知を送る機能があります。

そちらの機能をサイトに設けている場合に限り、何人が購読の登録をしたかの数値が表示されます。

コメントに関しては、記事内にコメント投稿欄を用意している場合に限り数値が計上されます。

購読ボタンを設置していない、スパム対策等でコメントを不可にしているといった場合は数値は0となります。

データ取得・表示に関する設定

Jetpackでのデータ解析を行うにあたって何かしらの設定を行う必要は基本的にありませんが、サイト統計情報の横にある「設定」をクリックする事でデータ取得に関する設定を行うことができます。

確認するとすれば、登録済みユーザーのアクセスカウントのチェックが外れているか、レポートの表示をどの権限のユーザーまで行うかの2点となります。

登録済みユーザーの項目にチェックが入っていると、その権限を持っているユーザー(自分を含む)がサイトを訪れた際にもアクセスとしてカウントされてしまいます。
そうすると自分で記事確認をした場合でも、ページ更新の度にアクセスが増えていってしまうのでデータが濁ってしまいます。

基本はすべて外しておいて、会員限定サイトなどで購読者のアクセスはデータに反映させたいといった場合にのみチェックを入れるなどの対応を行いましょう。
デフォルトではすべてにチェックが入っていない状態になっていますので、問題なければそのままでよいです。

レポートの表示に関しては基本的に管理者のみとなっています。
自社のユーザーで編集者以下のユーザーにもレポートを表示させたいといった場合は、こちらの項目で必要な権限所有者の欄にチェックを入れておきましょう。

まとめ

以上がJetpackのサイト統計情報で確認できるサイトデータとその見かたになります。

詳細なデータ確認がしたい場合は別のプラグインやツールを使う必要もありますが、特別な設定も必要なく、簡単に日ごとのデータを確認できますのでぜひ活用してみてください。

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