Pixabay Imagesプラグインとは
無料素材サイト「Pixabay」で提供されているCC0(権利者が著作権を完全に放棄した)の写真やイラストを、ワードプレス内で自由に探して使うことができるプラグインです。
総素材数は2019年1月時点で160万枚以上となっており、個人の利用はもちろん商用でも利用可能で、高品質・クレジット表記不要・加工も自由ととても使いやすい素材を提供してくれています。
インストール方法
WordPress左メニューの「プラグイン」→「新規追加」から『Pixabay Images』を検索します。
するとこのようにPixabay Imagesが検索結果に出てくるかと思いますので「インストール」→「有効化」で完了です。
\プラグインのインストール方法をもう少し詳しく見たい方はこちら/
Pixabay Imagesの設定方法
左メニューの「設定」→「Pixabay Images」から設定画面を開くことができます。
項目は上から
Language:検索時にどの言語を使うか
SafeSearch:不適切な画像を除外するかどうか
Attribution:クレジットを表示するかどうか
Button:記事編集画面の「メディアの追加」の横に画像を検索するボタンを表示するかどうか
となっています。
初期設定のままでは画像を挿入する際にクレジットの表記がされてしまうので、不必要な場合はAttributionのチェックを外しておくことをお勧めします。
その他の項目は初期設定のままで問題ありません。
Pixabay Imagesの使い方
それではPixabay Imagesの使い方です。
設定でButtonにチェックを入れていると、記事編集画面のメディアを追加ボタンの横に
このように「Pixabay」というボタンが追加されているかと思います。
画像を挿入したい位置にカーソルを合わせて「Pixabay」ボタンをクリックしてみましょう。
するとこのように画像検索用のポップアップがでてきます。
チェック項目がいくつか出てきますが、
Photos:写真を検索結果に表示する
Cliparts:図、イラストを検索結果に表示する
Horizontal:横長の素材を検索結果に表示する
Vertical:縦長の素材を検索結果に表示する
このようになっていますので、もしイラストだけを検索したいといった場合にはPhotosのチェックを外すなど適宜設定をしてください。
例として「cat」と調べてみると
このように猫の写真が表示されます。癒されますね。
使いたい画像があればサムネイルをクリックすると挿入時の設定をする画面が開きます。
設定項目がいくつかありますが、タイトルの部分以外は特に入力必須ではありません。
代替テキストはaltになるので、画像が重要な意味を持つ場合は設定をしておきましょう。
また設定時にAttributionのチェックを付けているとキャプションの部分に提供者とPixabayの文字が記述されています。
不必要であれば削除してかまいません。
リンクURLに関しては何も指定しなければ「なし」の設定になります。
必要があればURLを記述しましょう。
プラグインを使用する際の3つの注意点!
注意点1、サイズは挿入時に指定したそのまま
WordPressのメディアアップロードの場合、アップした画像以外に各サイズの画像が複製され、サムネイルなどの小さい画像が必要な場合は複製された小さいサイズの画像が使われます。
Pixabay Imagesを使って画像を表示する場合、画像挿入時に設定したサイズがデフォルトになります。
150×150といった小さいサイズの画像でも挿入する際に設定したサイズが1280×800等の場合はそのサイズの画像となるようですのでファイルサイズには注意してください。読み込みが遅くなるなどの弊害が出る可能性があります。
注意点2、検索ワードがそのまま画像の名前(画像URL)になる
例えば猫の画像を検索しようとした場合、検索欄に「猫」と入れるかと思います。Pixabay Imagesプラグインで検索した画像を保存した場合、検索時に入れた「猫」という言葉で画像が保存されメディアにアップロードされることになります。
「cat」と英語で検索している場合は良いのですが、日本語で検索して保存した場合はブラウザの仕様などによりURLが文字化けし画像が見れない等の可能性もある為注意が必要です。
タイトルは変更可能ですが、画像ファイル名は「検索で入れた文字列+日付」で固定のようですのでその点は留意して画像を探してください。
注意点3、クリックするとメディアに画像が追加される
また「猫」で検索した際に、結果として表示されるサムネイル一覧ですが、クリックした時点でダウンロードされメディアに画像が追加されます。
画像を詳しく見たい、とサムネイルをクリックすればするだけメディアに画像が追加されていってしまいますので注意が必要です。
まとめ
という事でPixabay Imagesの使い方でした。
注意点でも書いたようにちょっとしたデメリットはありますが、わざわざ画像を探しに行かなくても高品質の画像を追加できるという点では非常にメリットの多いプラグインかと思います。
無料ですしね。
Pixabay Imagesは海外の画像がメインになるので街並みや風景、モデルも海外のものや人が多いです。その点ではピクスタやぱくたそ等よりも使いづらいと感じる部分もあるかもしれませんが、ちょっとしたアクセントに画像を使いたいという場合には十分に使えるものが多いですので是非使ってみてください。