最近カスタム投稿を使う機会がほんとに多いので、一度カスタム投稿の使いかたをまとめようと思います。
今回はCustom Post Type UIというプラグインを使ってカスタム投稿タイプを追加してみます。
カスタム投稿とは
ブログで更新を続けていると、「普段の投稿とは別に記事を書きたい」という話題が出てきたりします。
もしくは普段は活動レポートを書いているブログで、サークルや活動のイベント告知をしたいといった状況が出てきたとします。
そんな時に活躍するのがカスタム投稿です。
ダッシュボードの「投稿」とは別に「イベント」や「ニュース」といった投稿タイプを追加することで普段のブログ投稿はそのままに、「イベント」や「ニュース」という枠で投稿を追加、管理できるようになるのです。
別の投稿タイプとして独立させることで
(図が雑…)
こんな風に、いつもの記事の上にイベント告知エリアを表示することができたり、ページの下部にニュースを表示できたりとブログをカスタマイズすることも可能です。
※ カスタム投稿を上記のように表示させるには記事を呼び出して表示する必要があります。詳しい呼び出し方はカスタム投稿で追加した記事をページに表示させる方法を見てみてください。
ぶっちゃけ「投稿」にすべて集約してしまってもいいのですが、記事一覧が色んな情報でごちゃごちゃしたり、過去に投稿した記事を編集する際に管理が煩雑になったりとあまり良いことがないので、ぜひ使えるようになりましょう。
Custom Post Type UIとは
ただ普通にカスタム投稿タイプを追加しようとするとfunctions.phpに複雑な記述をしないといけません。
PHP等の言語に慣れていないと何が書いてあるやらさっぱりですし、もしfunctions.phpを変更した際にエラーが出たりしたら、どこを直したらいいかも分からなくなって大変です。
なので今回はCustom Post Type UI(以後CPT UI)というプラグインを使用して進めていきます。
このCPT UIは難しいカスタム投稿タイプをカンタンに追加できるようにしてくれる優れものです。
という事で、CPT UIの使いかたを詳しく見ていきましょう。
プラグインをインストールしよう
まずはCPT UIをインストールしましょう。
プラグイン ⇒ 新規追加から 「Custom Post Type UI」を検索します。
みんなが使っているプラグインなので、おそらく一番上に出てくると思います。
(すでにインストールしているので有効化になっちゃってますが…)
今すぐインストール ⇒ 有効化 でプラグインを使える状態にしましょう。
そうするとダッシュボードの左メニュー下部に
CPT UIという項目が追加されます。
では実際に投稿タイプを追加してみましょう。
\プラグインのインストール方法をもう少し詳しく見たい方はこちら/
投稿タイプの追加と編集
CPT UIをクリックすると、投稿タイプの追加と編集という項目に切り替わります。
こんな感じですね。
今回は仮にイベントという投稿タイプを追加してみます。
基本情報の以下の内容を埋めてください。
投稿タイプスラッグ
この投稿タイプの名前になります。
今後はこの名前で追加した投稿が管理されます。また追加したカスタム投稿のURLにも、この投稿タイプスラッグが使われます。
スラッグに関しては全て英数字で記述をしてください。
複数形のラベル、単数形のラベル
ダッシュボードに表示される名前という認識で問題ないかと思います。
ここに記述した内容がダッシュボードに表示されますので、わかりやすい名前を付けておきましょう。
基本的な設定はこれで終わりです。
簡単ですね。
「追加ラベル」に関してはデフォルトのままでも概ね問題ないのですが、
ページ下部にある「設定」欄は一部用途によっては変更しておいた方がいい箇所があるので見ていきましょう。
設定を変更する
アーカイブあり
初期設定のままだとFalseになっています。
カスタム投稿のアーカイブページが必要な場合はこちらを「True」に変更する必要があります。
検索から除外
初期設定のままだとFalseになっています。
ユーザーがブログ記事の検索を行った際に、カスタム投稿タイプの記事も検索対象にするか否かを選択できます。
サポート
記事編集画面に表示させる項目を選択できます。
初期設定ではタイトル、エディター、アイキャッチ画像にチェックが入っています。
ここも必要に応じて機能の追加削除を行ってください。
選び終わったらページ最下部にある、「投稿タイプを保存」を押します。
そうすると、左メニューに先ほど追加したカスタム投稿が追加されます。
まとめ
という事でカスタム投稿タイプを追加する方法でした。
こうやって追加するまでなら案外簡単ですよね。
じゃあこれを使ってどうカスタム投稿を活用するか、の詳しい方法はカスタム投稿で追加した記事をページに表示させる方法で書いています。
ページ上にカスタム投稿タイプの記事を表示させる方法を記載していますので、両記事を参考にカスタム投稿を試してみてください。
お疲れさまでした。